2025-06-06 10:13 の謎
毎日謎解き:不思議な絵画と消えた宝石
物語
あなたは、有名な美術収集家であるミスター・スミスの邸宅に招待されました。目的は、彼の最新のコレクションである「時の回廊」と名付けられた連作絵画を鑑賞することです。
ところが、邸宅に着くと、スミス氏は青ざめた顔であなたに助けを求めてきました。「大変なことが起きた!連作の中心となる絵画『時の心臓』に飾られていた、伝説の宝石『クロノスの涙』が盗まれてしまったんだ!」
スミス氏によると、「時の回廊」は全部で5枚の絵画で構成されており、それぞれが異なる時代を描いています。
- 絵画1: 古代エジプトのピラミッド建設
- 絵画2: ローマ帝国のコロッセオでの剣闘士の戦い
- 絵画3: 中世ヨーロッパの城での舞踏会
- 絵画4: ルネサンス期のイタリア、芸術家たちが工房で制作に励む様子
- 絵画5: 現代のニューヨーク、高層ビルが立ち並ぶ街並み
宝石が盗まれたのは、これらの絵画が展示されている部屋です。部屋には絵画以外に、以下のものが残されていました。
- 絵画1の前に置かれた、象形文字が刻まれた石板。
- 絵画2の前に置かれた、壊れた剣闘士の盾。
- 絵画3の前に置かれた、半分だけ燃え残った蝋燭。
- 絵画4の前に置かれた、インクの染みがついた羊皮紙。
- 絵画5の前に置かれた、スマートフォン。画面には電波の届かないことを示す表示が出ています。
スミス氏は言います。「犯人はきっと、この部屋にある何かを残していったはずだ。それらを手がかりに、『クロノスの涙』が隠された場所を突き止めてほしい!」
謎
絵画と残された物から、宝石が隠された場所を特定してください。
解答
宝石は絵画3の後ろに隠されている。
論理的思考
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各絵画に対応する残された物の共通点を考える。
- 絵画1(古代エジプト):石板(文字情報伝達の手段)
- 絵画2(ローマ帝国):盾(防御)
- 絵画3(中世ヨーロッパ):蝋燭(光)
- 絵画4(ルネサンス期):羊皮紙(文字情報伝達の手段)
- 絵画5(現代):スマートフォン(情報伝達の手段)
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ここで絵画3の「蝋燭」だけが、他の絵画の象徴と異質であることに気づく。他の絵画のものは情報伝達や防御を意味しているのに対し、蝋燭は「光」を意味する。
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「光」は「影」を作る。
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絵画が飾られている場所で影ができる場所は絵画の裏である。
以上の推論から、宝石は絵画3の後ろに隠されている可能性が最も高いと結論付けられる。