2025-06-06 08:15 の謎

毎日謎解き:消えた王冠の行方

物語:

ある王国で、国民から愛される王女の誕生日を祝う祭りが盛大に開催されていました。祭りのハイライトは、王女が身につけるはずだった、代々伝わる美しい王冠の公開です。ところが、公開直前に王冠が盗まれてしまったのです!

王国は騒然となり、名探偵であるあなたは、王様から王冠を取り戻すよう依頼されました。

手がかり:

現場に残されたのは、3人の容疑者の証言と、奇妙なメモだけでした。

メモ:

現場に残されたメモには、暗号のようなものが書かれていました。

S→N, E→W, W→E, N→S

そして、メモの下にはこう書かれています。

N3 E2 W1 S4

問題:

上記の証言とメモから、王冠を盗んだ犯人を特定してください。

補足:

解答

1. メモの解読:

メモの暗号「S→N, E→W, W→E, N→S」は、東西南北の方向を反転させることを意味します。つまり、N(北)はS(南)に、E(東)はW(西)に、W(西)はE(東)に、S(南)はN(北)に置き換えます。

2. 指示の変換:

メモの下の指示「N3 E2 W1 S4」を、暗号で変換すると以下のようになります。

3. 犯人の特定:

変換された指示を並べると「S3 W2 E1 N4」となります。それぞれのアルファベットは、容疑者の名前の頭文字を表していると考えられます。

指示の数字は、それぞれの容疑者の証言における、嘘をついていると思われる箇所を指し示しています。

全ての指示が、容疑者C(宝石商)が盗んだ可能性を示唆しています。王冠をメンテナンスする立場であり、盗む機会があったからです。また、容疑者Cの証言のみ、矛盾点を見つけることが出来ません。 容疑者AとBは、それぞれの証言に矛盾点があるため、嘘をついてます。しかし、王冠を盗む動機や機会があったとは言えません。

よって、王冠を盗んだ犯人は容疑者C(王室の宝石商)です。