2025-06-05 02:42 の謎

謎解き問題:消えた王女のティアラ

物語

古の王国、エメラルドリア。美しい王女エメラルドは、明日の舞踏会で身につけるはずのティアラをとても楽しみにしていました。しかし、今朝、王女の部屋からそのティアラが消えてしまったのです!

王女の部屋に出入りできたのは、以下の4人。

事件当日、4人はそれぞれ次のように証言しています。

さらに、以下の情報がわかっています。

  1. ティアラは王女の部屋からしか持ち出せない。
  2. 犯人は嘘をついている。
  3. 犯人は1人である。
  4. レオナルドは剣の腕は立つが、嘘をつくのは苦手である。

問題

ティアラを盗んだのは誰でしょうか? また、それはなぜですか?

解答

犯人:セドリック

理由:

まず、レオナルドは嘘をつくのが苦手という情報から、彼の証言は信用できると判断できます。つまり、「誰も出入りするのを見ていない」というのは事実でしょう。

次に、ミリアムの証言が正しいと仮定すると、「朝食を運んだ時、確かにティアラはありました」となります。しかし、セドリックは「昼過ぎに王女に会いに来た」と言っているので、もしミリアムが嘘をついていなければ、セドリックが盗む時間はありません。

トリックスの証言が正しいと仮定すると、「王女の部屋には近づいていない」ので、彼が盗むことは不可能です。

したがって、セドリックが嘘をついていると考えるのが最も妥当です。セドリックの証言が嘘だとすると、「昼過ぎに王女に会いに来た」というのは嘘で、実際にはもっと早くに王女の部屋に侵入し、ティアラを盗んだ可能性があります。

セドリックがティアラを盗んだ動機は、野心家であるという情報から推測できます。彼は、ティアラを盗むことで、王女との婚約を破談にさせ、エメラルドリア王国の王位を奪う機会を伺っているのかもしれません。