2025-06-04 18:16 の謎
毎日謎解き:不思議な絵画と消えた宝石
【問題】
あなたは、ある有名な美術館で開催されている「失われた宝石展」にやってきました。この展覧会の目玉は、かつて王室に飾られていたという伝説の宝石「太陽の涙」。しかし、今日、その宝石が何者かに盗まれてしまったのです!
美術館の警備は厳重で、宝石が展示されていた部屋に出入りできたのは、以下の4人の人物だけでした。
- 館長: アラン・スミス。宝石展の準備で多忙を極めており、犯行時刻は自分のオフィスで書類に目を通していたと証言しています。
- 学芸員: エミリー・ブラウン。宝石の専門家で、犯行時刻は展示室の別の場所にある絵画の修復作業をしていたと証言しています。
- 警備員: デイビッド・グリーン。宝石が展示されていた部屋の入り口で警備をしていましたが、犯行時刻はトイレに行っていたと証言しています。
- 清掃員: オリビア・ホワイト。犯行時刻は展示室の床を清掃していたと証言しています。
しかし、現場に残された手がかりは、床に落ちていた小さな絵画の断片だけでした。その絵には、以下のような奇妙な記号が描かれています。
△□○
さらに、盗まれた宝石が展示されていたケースの裏には、かすれた文字で「嘘」と書かれていました。
あなたは名探偵として、この手がかりから犯人を突き止めなければなりません。4人の証言と絵画の断片、そして「嘘」という言葉から、犯人は誰でしょうか?
ヒント: 記号と証言をよく見てください。記号は、証言の「嘘」を示唆しているかもしれません。
解答
宝石を盗んだ犯人は、警備員:デイビッド・グリーン です。
理由:
-
記号の解読: 絵画の断片に描かれた記号(△□○)は、それぞれ「三角形」「四角形」「円」を表していると考えられます。これらの図形は、各証言者の名前の文字数と対応しています。
- アラン・スミス:6文字 (三角形ではない)
- エミリー・ブラウン:7文字 (三角形ではない)
- デイビッド・グリーン:8文字 (四角形ではない)
- オリビア・ホワイト:7文字 (三角形ではない)
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嘘の特定: ケースの裏に書かれた「嘘」という文字は、誰かの証言が嘘であることを示唆しています。証言と記号を照らし合わせると、
- アランの証言は文字数と一致しない。
- エミリーの証言は文字数と一致しない。
- デイビッドの証言は文字数と一致しない。
- オリビアの証言は文字数と一致しない。
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矛盾の解消: 警備員であるデイビッド・グリーンは、宝石が展示されていた部屋の入り口で警備をしていたはずです。しかし、彼がトイレに行っていたということは、その時間帯に部屋の入り口が無人になっていたことになります。つまり、彼がトイレに行っていたという証言が真実ならば、警備をしていたという事実は嘘になります。よって「嘘」が証明されます。
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犯行機会: 部屋が無人になった時間帯に、デイビッドは宝石を盗むことが可能です。
したがって、デイビッド・グリーンが「太陽の涙」を盗んだ犯人であると考えられます。