2025-06-03 23:10 の謎
毎日謎解き:図書館からの脱出
あなたは、古い図書館に閉じ込められてしまった。閉館時間を過ぎ、あたりは静まり返っている。窓は全て鉄格子で閉ざされ、唯一の出口である正面の扉も鍵がかかっている。
幸い、図書館の中にはいくつか手がかりとなりそうなものが残されている。
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机の上の一冊の本: タイトルは「暗号解読入門」。パラパラとめくると、本の間に一枚の紙が挟まっている。紙には奇妙な記号が並んでいる。
[記号の羅列: ▲●■★▼◎□]
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壁にかかった絵: 美しい風景画だが、よく見ると絵の裏に小さな文字で「数字の法則」と書かれている。絵の下には、額縁に隠れるように4つの数字が書かれている。
[数字: 2, 6, 12, 20]
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本棚の一角: 特定のジャンルの本だけが、他の本とは逆に並べられている。その本の背表紙をよく見ると、いくつかの文字が赤く強調されている。
[強調された文字: K, E, Y]
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司書のデスク: デスクの上には、カレンダーが置かれている。今日の日付に丸がつけられているが、その日付は「15」とだけ書かれている。
これらの手がかりを組み合わせて、扉の鍵を開けるための「ある言葉」を見つけ出し、図書館から脱出してください。
解答
まず、それぞれのアイテムから得られる情報を整理します。
- 本: 紙の上の記号は、現時点では意味不明。
- 絵: 数字の法則は、それぞれの数字の差に注目すると「4, 6, 8」と増えていることがわかる。次の数字は差が「10」になるので、「20 + 10 = 30」。
- 本棚: 赤く強調された文字「K, E, Y」は、英語で「鍵」を意味する。
- カレンダー: 「15」という数字。
ここで、「鍵(KEY)」「数字」「記号」を繋げることを考えます。アルファベットの順番に数字を当てはめてみると、Kは11番目、Eは5番目、Yは25番目。しかし、これでは「15」と繋がらない。
次に、記号に注目します。鍵を開けるための「言葉」を導き出す必要があるため、記号がアルファベットに対応しているのではないかと推測します。 そこで、本のタイトルである「暗号解読入門」を参考に、簡単な暗号解読を試みます。
ここで、カレンダーの「15」という数字が重要になります。これは、アルファベット順で15番目の文字、つまり「O」を意味する可能性があります。
絵画の法則から導き出した数字「30」を使い、Oにたどり着くために逆算します。 30 - 15 = 15 Aから数えて15番目がOなので、Zから数えて15番目の文字が、探しているアルファベットに対応する記号だと仮定します。 アルファベットは26文字なので、Zから15番目に遡ると、Lになります。 つまり、▲= Lであると仮定します。 残りの記号も同様に、アルファベット順に当てはめ、絵画の法則で導き出した数字との差を計算します。
- ▲ = L (12番目の文字)
- ● = I (9番目の文字)
- ■ = B (2番目の文字)
- ★ = R (18番目の文字)
- ▼ = A (1番目の文字)
- ◎ = R (18番目の文字)
- □ = Y (25番目の文字)
記号をアルファベットに変換すると、「L I B R A R Y」となり、これは図書館を意味します。
したがって、扉を開けるための言葉は「L I B R A R Y (図書館)」です。