2025-06-03 22:11 の謎
今日の謎解き:消えたケーキの行方
ある日、人気パティシエの猫田さんが、丹精込めて作った新作ケーキが消えてしまいました。 お店には、猫田さんとアルバイトの犬山さん、そして配達員の猿田さんの3人しかいませんでした。
3人はそれぞれ以下のように証言しています。
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猫田さん: 「私がケーキを最後に見たのは、ショーケースに入れる直前でした。本当に、一瞬目を離した隙にいなくなってしまったんです。私は盗んでいません。そもそも、自分が作ったケーキを盗むわけがないでしょう?」
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犬山さん: 「私は開店準備で忙しくて、ケーキのことは全く見ていません。猫田さんがショーケースに運ぶのを見かけましたが、その後は知りません。猫田さんが盗んだんじゃないですか?」
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猿田さん: 「僕は配達に出かける準備をしていて、ケーキが消えた時間帯は店の裏にいました。犬山さんがケーキを盗んで、猫田さんのせいにしようとしているんだと思いますよ。」
しかし、3人の証言には矛盾があります。以下の情報から、ケーキを盗んだ犯人を特定してください。
- 情報1: 3人のうち、1人だけが嘘をついています。
- 情報2: 犯人は1人です。
- 情報3: 犯人はケーキを盗んだ動機があります。
さて、ケーキを盗んだのは誰でしょう?
解答
まず、3人の証言を整理します。
- 猫田さんの証言: ケーキを盗んでいない、一瞬目を離した隙に消えた。
- 犬山さんの証言: ケーキのことは見ていない、猫田さんが盗んだ。
- 猿田さんの証言: ケーキが消えた時間帯は裏にいた、犬山さんが盗んだ。
ここで、犬山さんと猿田さんの証言が互いに矛盾していることに注目します。犬山さんは猫田さんが盗んだと言い、猿田さんは犬山さんが盗んだと言っています。
情報1から、嘘をついているのは1人だけなので、猫田さんは正直に話していることになります。つまり、猫田さんはケーキを盗んでいません。
もし犬山さんが嘘をついているとすると、猿田さんは正直に話していることになります。しかし、犬山さんが嘘をついているということは、猫田さんが盗んだという証言は誤りであり、猿田さんが正直に話しているということは、犬山さんが盗んだということになります。
逆に、猿田さんが嘘をついているとすると、犬山さんは正直に話していることになります。猿田さんが嘘をついているということは、犬山さんが盗んだという証言は誤りであり、犬山さんが正直に話しているということは、猫田さんが盗んだということになります。しかし、先程猫田さんは正直に話しているという結論が出ているため矛盾が生じます。
以上のことから、犬山さんが嘘をついていると結論付けられます。つまり、犬山さんがケーキを盗んだのです。