2025-06-03 09:12 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の行方
物語:
ある日、平和な王国で大変な事件が起きました。それは、代々王家に伝わる大切な王冠が、厳重に警備された宝物庫から忽然と姿を消してしまったのです。
王様は名探偵であるあなたに、王冠を取り戻すよう依頼しました。
宝物庫を調べると、以下の情報が得られました。
- 宝物庫の扉は施錠されたままで、こじ開けられた形跡はありません。
- 宝物庫に通じる秘密の抜け道は存在しません。
- 宝物庫に出入りできたのは、王様、王妃、王子、王女、そして信頼のおける家臣の5人だけです。
- 5人はそれぞれ、アリバイを主張しています。
- 王様:「私は一日中、執務室で書類に目を通していた。」
- 王妃:「私は庭園でバラの手入れをしていたわ。」
- 王子:「僕は一日中、剣術の稽古をしていた。」
- 王女:「私は一日中、自室で読書をしていた。」
- 家臣:「私は一日中、王国の会計帳簿を整理していた。」
- しかし、調査の結果、以下の事実が判明しました。
- 庭園のバラは、ここ数日手入れされた形跡がありません。
- 剣術の稽古場は、一日中誰も使用した形跡がありません。
- 会計帳簿は、昨日から誰も触れていません。
問題:
王冠を盗んだのは誰でしょうか?そして、どのようにして盗んだのでしょうか?
解答
犯人: 王妃
方法:
王妃は「庭園でバラの手入れをしていた」と証言していますが、バラは手入れされた形跡がありません。つまり、王妃はアリバイを偽っています。
王冠は施錠された宝物庫から、抜け道もなく消えています。出入りできたのは王様、王妃、王子、王女、家臣の5人だけです。 アリバイが偽りである王妃が、王冠を持ち出す機会があったと考えられます。
したがって、王冠を盗んだのは王妃です。王妃は自分のアリバイを偽装して宝物庫に入り、王冠を盗んだと考えられます。