2025-06-02 17:11 の謎

毎日楽しめる謎解き問題:消えた王冠の謎

物語

古の王国、エルドラド。そこには代々受け継がれてきた美しい王冠がありました。その王冠は、ただの装飾品ではなく、王国の繁栄と平和を象徴するものとして、国民から深く愛されていました。

しかし、ある夜のこと。王冠が保管されていた王宮の宝物庫から、王冠が忽然と姿を消してしまったのです。王は、王国最高の探偵であるあなたに、王冠の捜索を依頼しました。

宝物庫は厳重に警備されており、侵入の形跡はありません。しかし、宝物庫には奇妙なことに、4つの石版が残されていました。石版にはそれぞれ、次のような言葉が刻まれています。

石版の言葉

あなたは、これらの石版の言葉をヒントに、王冠を盗んだ犯人を突き止めなければなりません。

問題

以下の情報を元に、王冠を盗んだのは誰か、論理的に推理してください。

ヒント

まずは、石版1と石版2の関係に着目してみましょう。

解答

王冠を盗んだのは石版2の人物です。

理由

  1. 石版1と石版2の関係: 石版1が「私は真実を語っている」と言っているのに対し、石版2は「石版1の言葉は嘘である」と言っています。この二つの石版は互いに矛盾しており、どちらか一方が真実を語っていれば、もう一方は嘘を語っていることになります。
  2. 石版1が真実を語っている場合: もし石版1が真実を語っているとすると、石版2は嘘を語っていることになります。しかし、問題文の条件より、嘘をついているのは犯人のみであり、犯人は一人であるため、この状況はありえません。
  3. 石版1が嘘を語っている場合: 石版1が嘘を語っている場合、石版2は真実を語っていることになります。これは、問題文の条件と矛盾しません。
  4. 石版3の場合: 石版3が真実を語っている場合、王冠を盗んだのは石版3の人物ではありません。しかし、問題文の条件より、犯人は4つの石版の中にいるため、石版3は嘘をついていることになります。
  5. 石版4の場合: 石版4が真実を語っている場合、少なくとも一つの石版は嘘をついていることになります。すでに石版1が嘘をついているとわかっているので矛盾はしません。

上記より、石版1は嘘を語っており、石版2は真実を語っています。そして、嘘をついているのは犯人のみであるため、王冠を盗んだのは石版1の人物です。しかし、石版1は真実を語っていないので、石版1の人物は犯人ではありません。石版1が嘘をついているということは石版2の人物が真実を言っているということになるので、石版2は犯人ではありません。 しかし、石版1が嘘をついているので、石版2が真実を言っていることになります。 石版3は、「王冠を盗んだのは私ではない」と言っています。もし石版3が真実を言っているなら、石版3は犯人ではないことになります。しかし、犯人は必ず石版の中にいるので、石版3は嘘をついていることになり、石版3が犯人となります。 石版4は、「少なくとも一つの石版は嘘を語っている」と言っています。石版1が嘘を語っているので、石版4は真実を言っていることになり、石版4は犯人ではありません。

したがって、犯人は石版3の人物です。

解説

この謎解きのポイントは、石版の言葉の関係性を理解し、矛盾が生じないように論理的に推理することです。特に、石版1と石版2の関係に着目することで、犯人を絞り込むことができます。