2025-06-01 09:11 の謎

毎日謎解き:不思議な絵画と消えた宝石

【物語】

あなたは、有名な美術コレクターであるミスター・ブラウンの屋敷に招待されました。ミスター・ブラウンは、世界中から集めた珍しい絵画を数多く所有しています。しかし、今夜、大変な事件が起こりました。彼の最も大切な宝石、「オリオンの涙」が盗まれたのです!

ミスター・ブラウンは落ち込んでいます。「今夜、屋敷にいたのは私を含めて5人だけ。しかし、誰も宝石を持ち出すのを見ていないんだ…。」

屋敷には、以下の5人がいました。

警察が到着するまでの間、あなたはミスター・ブラウンから、事件の夜の状況を聞き取り、犯人を突き止めるように頼まれました。

【手がかり】

  1. 盗まれた宝石は、ミスター・ブラウンの書斎にある特別な金庫に保管されていた。
  2. 金庫の暗証番号を知っているのは、ミスター・ブラウンとバトラーだけ。
  3. 事件発生時、ミスター・ブラウンは夕食後、ミセス・ブラウンと庭を散歩していた。
  4. 画家は、事件発生時、ミスター・ブラウンの肖像画を描いていたが、途中で休憩に入り、書斎でコーヒーを飲んでいたと証言している。
  5. 宝石商は、夕食後、宝石のメンテナンス道具を片付け、バトラーとお茶を飲んでいたと証言している。
  6. バトラーは、宝石商とお茶を飲んだ後、金庫の近くを通ったが、特に変わった様子はなかったと証言している。
  7. しかし、書斎に飾られている風景画を調べると、絵の裏に小さな文字で「バトラーへ。報酬は用意した。」と書かれたメモが隠されていた。

【問題】

以上の手がかりから、宝石を盗んだ犯人は誰でしょうか?理由と共に答えてください。

解答

犯人:バトラー

理由:

  1. 手がかり2より、金庫の暗証番号を知っているのはミスター・ブラウンとバトラーのみ。
  2. 手がかり3より、ミスター・ブラウンは事件発生時、ミセス・ブラウンと庭を散歩していたため、犯行は不可能。
  3. 手がかり7より、風景画の裏にバトラー宛のメモがあり、宝石盗難の報酬を示唆している。これは、バトラーが宝石盗難に関与していることを強く示している。
  4. 他の人物のアリバイは一見すると成立しているように見えるが、バトラーは金庫の暗証番号を知っており、宝石商とお茶を飲んだ後、金庫の近くを通ったという証言もあるため、犯行の機会があった。
  5. 画家は休憩で書斎に居たが、宝石に直接関わる記述は無い。宝石商も同様で、バトラーが犯人であればアリバイ証言は嘘ではない。

これらのことから、バトラーが宝石を盗んだ犯人であると結論づけられる。