2025-06-01 07:10 の謎
毎日謎解き:消えた王冠と秘密のメッセージ
物語
あなたは腕利きの探偵。今日は、ある国の王室から依頼が舞い込んできた。
「大変なんです!明日、戴冠式を控えているのに、王冠が盗まれてしまったのです!犯人は、どうやら王室関係者の中にいるようです。犯行声明とともに、奇妙なメッセージが残されていました。どうか、王冠を取り戻し、犯人を突き止めてください!」
王室関係者は以下の5人。
- 国王の弟:リチャード
- 王女:エミリー
- 執事:ジョン
- メイド:アン
- 庭師:ピーター
犯行声明には、以下のような暗号が書かれていた。
「王冠は、嘘つきの中に隠した。嘘つきは一人ではない。しかし、真実を知っている者がいる。その者は、過去の過ちを悔いているだろう。そして、その悔恨こそが、王冠への道しるべとなる。」
さらに、5人はそれぞれ以下のように証言した。
- リチャード:「私は王冠には触れていない。エミリーが何か知っているはずだ。」
- エミリー:「私は何も知らないわ。ジョンが怪しいと思う。」
- ジョン:「私は一日中、庭の手入れをしていた。アンが何か隠しているんじゃないか?」
- アン:「私は掃除をしていただけです。ピーターが何か盗んだのを見た気がする。」
- ピーター:「私は庭の手入れをしていた。リチャードが王冠を持ち出すのを見た。」
問題
- 犯人は誰か?
- 王冠はどこに隠されているか? (5人のうち、誰の所持品や部屋にあるかを答えてください。)
ヒント
- 嘘をついているのは複数人。
- 真実を言っている人がいる。
- 「過去の過ちを悔いている」という点が重要。
- 証言から矛盾点を見つけ出す。
解答
- 犯人:リチャード
- 隠し場所:ピーターの部屋
解説
- 嘘つきの特定:
- リチャードの発言とピーターの発言は互いに矛盾しているため、どちらかが嘘をついている。
- エミリーの発言とジョンの発言も同様に矛盾している。
- アンの発言は、ジョンの発言と矛盾しているため、アンも嘘をついている。
- 真実を語っている者の特定:
- 嘘つきが複数いるため、エミリー、ジョン、アン、リチャードは嘘をついている。
- したがって、ピーターが真実を語っている。
- 「過去の過ちを悔いている者」の特定:
- ピーターはリチャードが王冠を持ち出すのを見たと証言している。
- 王冠が盗まれたという状況から、リチャードが犯人である可能性が高い。
- リチャードの証言は嘘であり、罪を隠そうとしていると推測できる。この状況から、リチャードが「過去の過ちを悔いている」人物であると考えることができる。(盗んだことを後悔している)
- 犯行声明の「悔恨こそが、王冠への道しるべ」という文言は、リチャードが悔恨の念から王冠を隠した場所を暗示している。
- 王冠の隠し場所:
- ピーターが真実を語っていることから、リチャードは王冠を持ち出した。
- しかし、リチャードは嘘をついており、王冠を自分で持っているとは考えにくい。
- そこで、リチャードはピーターに罪をなすりつけようとして、ピーターの部屋に王冠を隠したと考えるのが最も論理的である。