2025-05-31 23:10 の謎

毎日謎解き:不思議な絵画と消えた宝石

【物語】

あなたは新米の美術鑑定士。ある日、あなたは有名なコレクター、ミスター・ブラウンから奇妙な依頼を受けました。

「我が家に代々伝わる絵画『夜の庭園』。この絵には秘密が隠されているらしい。そして、最近、絵の中に描かれている宝石が、実際に盗まれてしまったんだ!」

『夜の庭園』は、月明かりの下に広がる美しい庭園を描いた絵画です。庭には色とりどりの花が咲き乱れ、中央には小さな噴水があります。しかし、よく見ると、庭のあちこちに奇妙な点があります。例えば、ある花だけが異常に大きく描かれていたり、噴水の水が妙な方向に流れていたり…。

ミスター・ブラウンは、宝石が盗まれた後、絵の中に隠されたメッセージを発見しました。そのメッセージは暗号化されており、解読には絵画の秘密を解き明かす必要があるというのです。

【問題】

あなたは絵画を注意深く観察し、以下の手がかりを見つけました。

  1. 庭に咲く花は全部で5種類。それぞれの花びらの数は、バラ(5枚)、アジサイ(多数)、ヒマワリ(多数)、ユリ(6枚)、チューリップ(6枚)です。
  2. 絵の中で、ひときわ大きく描かれているのはアジサイです。
  3. 噴水の水は、北を指すように流れています。
  4. 絵の裏には、次のような文字列が書かれていました。「B5 A? H? Y6 T?」
  5. ミスター・ブラウンは、宝石の名前は「エメラルド」だと教えてくれました。

これらの手がかりを元に、暗号を解読し、盗まれた宝石が隠された場所を特定してください。

ヒント:

解答

まず、絵に描かれている花の種類と花びらの数、そして暗号文を照らし合わせます。

ここで、アジサイとヒマワリは花びらの数が「多数」としか分かりません。しかし、アジサイが大きく描かれていることがヒントになります。

アジサイは英語で「Hydrangea」です。この単語の最初の文字「H」がヒマワリと被ってしまうため、アジサイには特別な数字が割り当てられていると推測できます。

「エメラルド」という宝石の名前もヒントになります。エメラルドの英語表記は「Emerald」であり、その文字数を数えると「7」文字です。 また、アジサイは「多数」の花びらを持つことから、「A7」という組み合わせが妥当であると判断できます。

次に、チューリップ(T)ですが、暗号文はアルファベット順に並んでいる事に気が付きます。 B,A,H,Yときて最後がTなので、Tは数字の大きい物であると推測できます。そして、花びらの枚数が6枚であるユリ(Y)の次に位置する事から、Tは「9」であると判断できます。

したがって、暗号は以下のようになります。

ヒマワリ(H)は残った数字から「8」であると判断できます。 すると、暗号文は「B5 A7 H8 Y6 T9」となり、これを並び替えると…

Back To His Yard, At 56789

つまり、宝石の隠し場所は「彼の庭に戻って、56789の場所に」となります。

ミスター・ブラウンの庭のどこかに「56789」と書かれた場所があるはずです。それを探せば、盗まれたエメラルドが見つかるでしょう。