2025-05-31 13:21 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠の謎
物語
古都アリアハバード。この街には、代々王家に伝わる「太陽の王冠」という宝物がありました。それは、太陽の光を閉じ込めたように輝く、美しい王冠です。しかし、今朝、王冠が保管されていた厳重な金庫から、忽然と姿を消してしまったのです!
街は大騒ぎ。王様は名探偵であるあなたに、王冠の捜索を依頼しました。
金庫は厳重にロックされており、こじ開けられた形跡はありません。金庫室に出入りできるのは、以下の4人の人物だけです。
- 王様:朝食を終えた後、王冠を見ようとしたところ、なくなっていることに気づいた。
- 執事:毎朝、王様の身の回りの世話をしている。王冠が消えた時間帯は、王様の朝食の準備をしていた。
- メイド:金庫室のある廊下の掃除を担当している。王冠が消えた時間帯は、その廊下の掃除をしていた。
- 庭師:庭の手入れをしている。王冠が消えた時間帯は、庭のバラの手入れをしていた。
さらに、次の情報が得られました。
- 金庫のロックは、特定の数字の組み合わせを入力する必要がある。この数字の組み合わせを知っているのは、王様と執事だけである。
- メイドは、その日の朝、庭師と言い争う声が聞こえたという。
- 金庫室の窓は、常に施錠されている。
- 王様は、最近、財政難に頭を悩ませていた。
- 執事は、王家に長年仕えており、王様からの信頼も厚い。
- 庭師は、最近、高価なカメラを買ったばかりだ。
- メイドは、王冠に興味を示したことは一度もない。
謎
太陽の王冠を盗んだのは誰でしょうか? 論理的に考えて、犯人を特定してください。
解答
犯人:王様
理由
以下の点から、王様が犯人である可能性が最も高いと考えられます。
- 動機: 王様は財政難に頭を悩ませており、王冠を売却することで資金を得ようとした可能性があります。
- 機会: 王様は金庫の暗証番号を知っており、自由に金庫室に出入りできます。
- アリバイの不確実性: 朝食を終えた後に王冠を見ようとしたという証言は、自身によるものです。
他の容疑者について:
- 執事: 暗証番号を知っていますが、王様からの信頼が厚いという情報から、犯行に及ぶ動機が薄いと考えられます。また、長年王家に仕えているという点からも、リスクを冒して王冠を盗む可能性は低いでしょう。
- メイド: 暗証番号を知らず、王冠に興味を示したこともないため、犯人の可能性は低いと考えられます。庭師との言い争いは、犯行とは直接関係がない可能性が高いです。
- 庭師: 暗証番号を知らず、金庫室に出入りする権限もありません。高価なカメラを買ったという情報だけでは、王冠を盗む動機としては弱いと考えられます。
これらの要素を総合的に判断すると、王様が財政難を解決するために、自ら王冠を盗んだという結論が最も合理的です。