2025-05-31 04:15 の謎

毎日楽しめる謎解き:消えた王冠

物語

あなたは名探偵。今日は、ある国の王様から緊急の依頼を受けました。

「大変だ!王室に代々伝わる大切な王冠が、今朝、王宮の宝物庫から消えてしまったのだ!宝物庫は厳重に警備されており、外部からの侵入は不可能に近い。内部の者にしか、盗むことはできないだろう…。どうか、私に代わって王冠を取り戻して欲しい!」

王様は、憔悴しきった様子で訴えます。あなたは早速、宝物庫の調査を開始しました。

手がかり

宝物庫に残された手がかりは以下の通りです。

  1. 宝物庫の扉は、高度な指紋認証システムでロックされており、王様、王妃、王子、王女、そして宝物庫の管理人の5人の指紋しか登録されていません。
  2. 今朝、宝物庫に入ったのは、王様、王子、管理人。王妃と王女は一日中、王宮の別の場所にいたことが証明されています。
  3. 宝物庫の中には、足跡が一つだけ残されていました。それは王子のものとは明らかに違う、大きめの靴の跡でした。
  4. 管理人は、事件後、ひどく狼狽しており、「私は何も盗んでいません!本当に!」と繰り返しています。しかし、彼の証言には、いくつか矛盾点が見られます。
  5. 王様は悲しみに暮れており、ほとんど言葉を発していません。

問題

上記の情報を整理し、論理的に考えて、王冠を盗んだのは誰でしょうか?

解答

王冠を盗んだのは管理人です。

理由

  1. 犯行は内部の者に限られる(手がかり1)。
  2. 容疑者は、王様、王子、管理人の3人に絞られる(手がかり2)。
  3. 足跡が王子のものと違うことから、王子は除外される(手がかり3)。
  4. 王様は悲しみに暮れており、犯行を行う動機が見当たらない。
  5. 管理人は狼狽しており、証言に矛盾が見られる。また、大きめの靴跡は、管理人が普段履いている靴の上に、何かを被せて足跡をごまかそうとした可能性があります。
  6. 上記より、論理的に考えると、管理人が最も疑わしい。