2025-05-29 13:24 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠の謎
物語
あなたは新米探偵。ある日、城の執事から依頼が舞い込みました。「大変です!王室の象徴である『太陽の王冠』が、今朝、王の寝室から忽然と姿を消してしまったのです!」
王冠が置かれていた場所は、普段は厳重に施錠されている王の寝室。しかし、今朝はなぜか鍵が開いていました。寝室に出入りしたのは、王、執事、そして侍女の3人だけです。
あなたは3人から話を聞きました。
- 王:「昨夜は遅くまで書類に目を通し、午前0時頃に就寝した。王冠が置いてあるのを確認してから眠りについたのだが…。」
- 執事:「私は毎朝6時に王を起こしに行きます。今朝もいつも通り王を起こしに行ったのですが、王冠がなくなっていることに気づきました。」
- 侍女:「私は毎朝7時に王の寝室を掃除します。今朝もいつも通り掃除に行ったのですが、王冠はありませんでした。鍵は閉まっていました。」
さらに、あなたは王の寝室を調べました。
- 寝室の窓は内側から施錠されており、侵入の形跡はありません。
- 王の寝室に通じる隠し通路などは存在しません。
- 王冠が置かれていた台座には、微量の白い粉が付着していました。
- 王冠は非常に重く、一人で持ち運ぶには苦労するほどです。
問題
犯人は誰でしょうか?そして、どのようにして王冠を盗んだのでしょうか?
解答
犯人:執事
方法:
- 鍵の入手: 執事は普段から王の寝室の鍵を管理しているため、簡単に鍵を入手できます。
- 王が就寝後: 王が就寝後、執事は鍵を使って寝室に侵入し、王冠に白い粉(滑りやすくする粉)をつけました。
- 犯行: 翌朝、王を起こしに行く際に、執事は王冠を運び出しました。王を起こすという名目があるため、警備の目を欺けます。王冠は重いですが、白い粉のおかげで運びやすくなっています。
- 侍女: 侍女が掃除に来る時間には、王冠は既に隠し場所に移されています。
理由:
- アリバイ: 王と侍女は、それぞれ就寝時間と掃除の時間に王冠がそこにあったことを証言しています。
- 機会: 執事は王の寝室の鍵を管理しており、自由に出入りできます。
- 動機: 動機は不明ですが、王冠を売却してお金を得るため、あるいは王への恨みなどが考えられます。
- 白い粉: 王冠についていた白い粉は、執事が重い王冠を運び出すために使用したと考えられます。
- 侍女の証言の鍵: 侍女が掃除に行った際には鍵が閉まっていたという証言から、執事が王を起こしに行った際に王冠を持ち出し、その後鍵を閉めたと考えられます。
この推理は、すべての証拠と矛盾せず、論理的に説明できます。