2025-05-28 23:11 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の謎
物語
静かなる王国、シルヴァニア。この国の宝である「太陽の王冠」が、厳重に警備された王宮の宝物庫から忽然と姿を消してしまった!王様は名探偵であるあなたに、王冠の捜索を依頼した。
王宮には、王様、王妃様、王子様、お付きの者である執事、メイド、庭師の合計6人が住んでいる。あなたは彼らに事情を聞き、以下の証言を得た。
証言
- 王様: 「私は執務室で書類に目を通していた。午後3時から5時の間、誰とも会っていない。」
- 王妃様: 「私は庭でバラの手入れをしていたわ。メイドと一緒にね。ずっと庭にいたから、王宮の中のことは何も知らないの。」
- 王子様: 「僕は午後3時から5時まで、ずっと自室で本を読んでいました。誰にも会っていません。」
- 執事: 「私は午後3時から4時まで、王様の執務室にお茶を運んでいました。その後は自分の部屋で休憩していました。」
- メイド: 「私は王妃様と一緒に庭でバラの手入れをしていました。ずっと一緒だったので、王妃様が嘘をついているとは思いません。」
- 庭師: 「私は午後3時から5時まで、王宮の裏庭で雑草を抜いていました。誰も見ていませんでしたが、ずっとそこにいました。」
手がかり
- 宝物庫は午後4時から5時の間に開けられた形跡がある。
- 王妃様とメイドは常に一緒にいる。
- 犯人は王宮の中にいる。
- 犯人は一人である。
問題
以上の証言と手がかりから、太陽の王冠を盗んだ犯人を突き止めよ!
解答
手がかりと証言を照らし合わせ、犯人を特定します。
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王様: 午後3時から5時まで執務室にいた。宝物庫が開けられた時間帯と合致する可能性はあるが、誰とも会っていないという証言から、単独犯行は難しい。
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王妃様とメイド: 午後3時から5時まで庭にいたという証言が一致しているため、アリバイがある。
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王子様: 午後3時から5時まで自室にいた。王様と同様に単独犯行は難しい。
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執事: 午後3時から4時まで王様の執務室に、その後は休憩していた。宝物庫が開けられた時間帯と合致する可能性がある。
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庭師: 午後3時から5時まで裏庭にいた。しかし、誰も見ていないため、アリバイが完全に証明されているとは言えない。
ここで、執事の証言に注目します。執事は午後3時から4時まで王様の執務室にいたと証言していますが、王様は午後3時から5時の間、誰とも会っていないと証言しています。
これは矛盾しており、どちらかが嘘をついていることになります。
もし王様が嘘をついている場合、執事が王様と共謀して王冠を盗んだ可能性もありますが、「犯人は一人」という手がかりがあるため、王様が犯人ではありません。
したがって、執事が嘘をついていることになります。執事は王様の執務室にお茶を運んだ後、宝物庫に向かい、王冠を盗んだと考えられます。その後、自分の部屋で休憩していたと偽証したのです。
犯人は執事です。