2025-05-27 22:10 の謎

毎日謎解き:ある家族の奇妙な旅行

あるところに、とても仲の良い家族がいました。お父さん、お母さん、そして小学6年生の息子のケンタです。ある日、家族は旅行に行くことにしました。行き先は、ケンタがずっと行きたがっていた不思議な森です。

その森には、3つの奇妙な道がありました。

  1. 正直者の道: この道を通ると、必ず真実しか話さない人に会えます。
  2. 嘘つきの道: この道を通ると、必ず嘘しか話さない人に会えます。
  3. 普通の道: この道を通ると、真実を話すことも嘘を話すこともある人に会えます。

ケンタは、どうしても森の奥深くにある「知恵の泉」に行きたかったのですが、どの道が一番安全なのか分かりません。そこで、道案内の人に尋ねることにしました。

道案内の人は3人いて、それぞれ違う道に立っています。しかし、誰がどの道に立っているのか、誰が正直者で誰が嘘つきで誰が普通の人なのかは全く分かりません。

ケンタは3人のうち1人だけに質問をして、知恵の泉へ行くための安全な道を見つけ出したいと思っています。

問題:

ケンタは誰に、どのような質問をすれば、確実に知恵の泉へ行くための安全な道を見つけ出すことができるでしょうか?ただし、質問できるのは1人だけです。

解答

ケンタは、誰でも良いので1人を選び、その人に以下の質問をします。

「あなたの隣の人に、『あの人が立っている道は知恵の泉へ続く道ですか?』と尋ねたら、その人はなんと答えますか?」

解説:

この質問には、複雑な要素が含まれています。ポイントは、質問された人が正直者であろうと嘘つきであろうと、隣の人について尋ねることで、答えを操作できる点にあります。

結論:

質問された人が「はい」と答えた場合、隣の道は知恵の泉へ続く道ではないことになります。質問された人が「いいえ」と答えた場合、隣の道が知恵の泉へ続く道である可能性があります。

したがって、ケンタは質問された人が指し示した隣の道ではない、もう一方の道を選ぶことが、知恵の泉へ続く安全な道を見つけるための唯一の方法となります。もし、質問された人が普通の人だった場合、ケンタはその道案内人には二度と質問してはいけません。