2025-05-26 15:11 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠
物語
あなたは名探偵。ある日、王室から緊急の依頼が舞い込んだ。「王室の至宝である王冠が盗まれた!」
王室には、女王、王子、王女の3人が住んでいる。 盗まれた日の朝、3人はそれぞれ別々の行動をしていた。
- 女王は庭でバラの手入れをしていた。
- 王子は書斎で歴史書を読んでいた。
- 王女は音楽室でピアノを弾いていた。
庭には赤いバラのトゲが落ちており、書斎の本棚には埃が被っていない一冊の本があった。音楽室のピアノの鍵盤には、最近使われたであろう指紋が残っていた。
犯人は王室の3人の中にいる。 そして、犯人は必ず嘘をついている。
問題
上記の情報から、犯人は誰でしょう? 理由も添えて答えてください。
解答
犯人は王子です。
理由
以下の通り、消去法で犯人を特定できます。
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女王ではない: 女王が犯人だと仮定すると、「庭でバラの手入れをしていた」という証言が嘘になります。しかし、庭にはバラのトゲが落ちており、女王が庭にいたという事実は裏付けられます。よって女王は犯人ではありません。
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王女ではない: 王女が犯人だと仮定すると、「音楽室でピアノを弾いていた」という証言が嘘になります。しかし、ピアノの鍵盤に指紋が残っていたことから、王女がピアノを弾いていた可能性は高いです。よって王女は犯人ではありません。
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王子である: 王子が犯人だと仮定すると、「書斎で歴史書を読んでいた」という証言が嘘になります。書斎の本棚に埃が被っていない本が一冊あったことから、王子が最近その本を読んでいたとは考えにくいです。王子の証言は嘘である可能性が高く、王子が犯人であると結論付けられます。