2025-05-24 16:55 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えたケーキ
問題
今日は待ちに待った誕生日。朝からお母さんが腕によりをかけて、僕の大好きなチョコレートケーキを作ってくれた。テーブルの上に置かれたケーキは、甘い香りを漂わせ、デコレーションも完璧だ。
「夕食までお楽しみにね!」
お母さんはそう言って買い物に出かけた。僕は宿題を済ませ、ゲームをして時間を潰していた。夕食の時間が近づき、ケーキが気になってテーブルを見に行くと……なんと、ケーキが消えている!
家の中にいたのは僕だけ。しかし、僕はケーキを食べていない。なぜなら、お母さんとの約束を破るようなことは絶対にしないからだ。
テーブルの上には、小さな紙切れが落ちていた。
「ごめんね、ちょっとお腹が空いちゃった。でも、ちゃんと埋め合わせはするから。」
一体誰が、ケーキを盗んでいったのだろう?
手がかり
- 家には僕しかいないはずだが、僕の部屋には鍵がかかっていた。
- 窓は全て閉まっており、鍵もかかっている。
- 猫を飼っているが、猫はチョコレートを食べると体に悪いことを知っているので、ケーキに近づかないようにしつけている。
- 庭には誰かが侵入した形跡はない。
- 紙切れの文字は、誰かが急いで書いたように少し震えている。
- ケーキがあった場所には、小さなチョコレートのかけらがいくつか落ちている。
さて、ケーキを盗んだ犯人は誰でしょう?
解答
ケーキを盗んだ犯人は、お母さんです。
理由
一見、家の中にいたのは僕だけで、犯人は僕ではないように見えます。しかし、よく考えると、お母さんも家の中にいた時間があります。
- お母さんは「夕食までお楽しみにね!」と言って買い物に出かけましたが、その直前にケーキを盗むことが可能です。
- 「ごめんね、ちょっとお腹が空いちゃった。でも、ちゃんと埋め合わせはするから。」という紙切れは、まるで子供が書いたように見せかけていますが、急いで書いたために震えていることから、大人(お母さん)が書いた可能性が高いです。
- ケーキがあった場所に落ちていたチョコレートのかけらは、お母さんがケーキを移動させる際に落としたものと考えられます。
- チョコレートケーキを買いに行くなどの埋め合わせをすると考えられる。
以上のことから、お母さんがサプライズで別のケーキを用意するために、一旦自分で作ったケーキを隠した(食べた)と考えるのが最も合理的です。